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エンジニアとしてのキャリアを考えてみる ~2024~

2023 年に考えていた内容

どうしてキャリアを考え直すのか?

前回の記事を書いてから 1 年間おしごとをしてきて、今の環境で引き続き仕事をしていいのかな… 🤔 と思うようになりました。

会社のベテランの方々にキャリアについて相談させていただくなかで

  • そもそも ganyariya はなにがしたいのか?
  • ganyariya が考える成長・行き詰まりとはなにか?

を明確にしないと、どういうキャリアを選ぶべきかわかりません。

そのため、再度考え直します。

ganyariya 自身をみつめてみる

今年 1 年でやってきたこと・成長したこと

やってきたこと

2023/10 から プロダクトのサーバサイドチームのチームリードとなり、主に以下を行ってきました。

  • ランキング (Redis) の開発・運用
  • 新規施策の開発実装
  • 負荷対策
  • 内定アルバイトの方のメンター
  • PR のレビュー・相談
  • チーム内タスク・スケジュール管理(一時期のみ)
  • 他チームとの連携

成長したこと
  • ランキングの開発とその知識
  • 負荷対策の知識
  • メンター経験
  • ソフトウェアエンジニアリング
    • レビューの仕方・観点
    • 仕事の進め方・相談の仕方
    • 他チームへの依頼の仕方・相談の仕方
  • タスクマネジメント(少し)

技術的に「これが詳しくなった!」というのは少しであり、どちらかというと仕事の仕方・タスクマネジメントなどのソフトウェアエンジニアのほうが大きいなと考えています。

というのも、チームリードとして相談をしたり、レビューをしたり、障害対応をしたり… など割り込み業務がとても多くなり、大きめの施策を自分の手で進めるのが難しくなったためです。
かわりにこれらソフトウェアエンジニアのやり方を学んだり、また自分のなかで「積極性」がとても上がったなと感じています。

「じぶんごと」がふえて、それを他の人に積極的に共有する、というのができるようになってきたかなという感じです。

ただ、重い実装や新しい技術を触れることが少なく、技術的な面ではあまり成長を感じられなかったです。

どういうときに楽しいか

楽しい度内容
100やったことがないことをはじめてやって、知識と経験を得るとき
100難しいことをやるとき
100Kubernetes, CI/CD を触っているとき
80人とはなしているとき
80発表するとき
70本や動画で学んだことを自分で試して、それが身についたなと感じたとき
70小さなツールを開発しているとき
70課題に対する解決策を複数人で相談して議論しているとき
60実装した内容がバグなく無事にリリースされたとき
50きれいな設計を行い、クリーンなコードが書けたとき

エンジニアとして楽しさを感じる瞬間として、「新しいことをしたとき」「難しいことをやるとき」が最も楽しいように思えます。
正確には、「その結果新しい知識と経験が得られて成長が実感できたとき」が楽しいのだと思います。

また、エンジニアリングとしては「人と相談するとき・議論するとき」も楽しいですね。
「発表するとき」もすきなので、自分の考えを共有して議論するのが好きなのですよね。

このあたりは「承認欲求」にも近く、友達が少ないから・誰かに認めてもらったことが人生経験でほぼないことから、認めてもらえる・褒めてもらえることが好きなのだと思います。

結論として「新しい知識・経験ができる」「褒めてもらえる(承認欲求を満たせる)」「人と接せる」というが自分の楽しさなのだと思います。

「新しいことをやっているから」かもしれませんが、 k8s のような CI/CD ツールを触っているときは最近とても楽しいです。
自宅サーバを運用し始めて(1台だけですが)、新しいことだらけの連続&コンポーネントが組み上がっていくのがとてもおもしろいです。

どういうときに成長を感じるか

成長を感じる度内容
100やったことがないことをやってできるようになったとき
100難しいことをやり遂げたとき
90なにか資料にコツコツ内容をまとめているとき
80これまでスムーズにできなかったことがスラスラできるようになったとき

成長についても「これまでできなかったことができるようになったとき」「難しいことをやり遂げたとき」など、確実に目に見えてできるようになったことがふえたときに成長を感じているようです。

「資料に内容をまとめているとき」も成長を感じており、これは Zenn, Qiita にブログを書いているのにも等しいのですが、資料が X の数だけ積み上がった… という「数」に成長を感じています。

そのため、 ganyariya は「わかりやすく結果に出ている・数に出ている」ものを成長として感じています。

どういうときが楽しくないか

楽しくない度内容
100わかりきった内容をやるとき
100すでにやったことがある内容をやるとき
100新しい体験がないとき
70ものごとを動かすとき

すでにわかっていることをただ繰り返すときがとても楽しくないです。
自分でなくてもいいよな〜だったり、手を動かしているだけだな〜となります。

こういうときは TDD を意識的にやったり、 Neovim の設定を変更したり… など、別の要素を成長させることを意識しながらやっています。

ここまでをまとめると

  • 難しいこと・やったことがないことに挑戦して新しい経験を得たとき
  • 人と相談・議論しているとき
  • 承認欲求を満たせているとき(発表したり、褒められたり)

ganyariya はエンジニアとしてとても楽しそうです。

将来どうなりたいのか

仕事でなにを実現したいのか

エンターテインメント(サブカル)業界(ゲーム・アニメ・漫画・VTuber)でコンテンツに関わる仕事を今後も続けていきたいです。

ganyariya はつまらない人間でつまらない人生を過ごしてきましたが、退屈せずに嫌なことがあったときに助けてくれたのがサブカルチャーコンテンツでした。

そのため、今後もエンタメ業界でお仕事を続けていきたいな〜というのは変わっていません。

一方でエンジニアとしてはこれまでやっていなかったことを行って、新しい知識をつけたいな〜と考えています。

スペシャリスト・マネジメントのどちらを目指すのか

1 年間チームリードを経験しておもったのは、自分はスペシャリスト(技術を深めていく)のほうが好きなのだろうなぁとなりました。

「タスク管理」を行うのがマネジメント職種だと思っていたのですが、チームリードがタスク管理を行うこともできました(チーム方針によりますが)。
また、チームリードであれば、タスクをチームの方々と相談しるときにいっぱい話せたりします。

チームリードはチームとプロダクトを正常に進められることであればなんでもやる

上記の方針に従うと、自分はとてもチームリードが好きであり、チームリードをできるときはできるだけやっていきたいです。
ただ、チームリードはレビュー・タスク管理などうまく自分の時間を取れず(自分の場合は… 取れている人もいるはず)、難しいタスクになかなか挑戦できないため、メンバのときはより積極的に難しいタスクをやりたいですね。

一方、 ヒト・モノ・カネに興味があるのかというと 2024 現時点ではありません。
年齢が上がってくればよりそういうものに興味が行くのだと思うのですが、まだ早いかなと考えています。

技術を伸ばせるのは今しかないため「スペシャリスト」を目指しながら

  • チームリードを担当できるときは、チームのためにできることをなんでもやる
    • → ソフトウェアエンジニアリングスキルが身につく(レビューだったり、タスク管理だったり、進行管理・相談管理だったり)
  • メンバーのときは、時間を確保して技術的なことをより深める

のがよいと思いました。

その結果、スペシャリストになれればよいのかなと思います。

35 ぐらいを過ぎたらマネジメントもやってみたいな…

仕事としていきたいエンジニアリングの職種について

エンタメ業界(ゲーム・漫画・VTuber・動画)が好きであり、それ以外の業界はここでは考えていません。

やりたい度職種理由
100バックエンドエンジニアAPI 設計・リアルタイム通信・データベース・負荷分散など
新しい技術が多く、やることも多いから
ただ、今のプロジェクトだと新しいことを行うタイミングが少なく、成長を感じづらい
90SRE・クラウドネイティブインフラエンジニアKuberentes / terraform / o11y / CI/CD など
ソフトウェアを効率的に信頼性高く開発することに興味があるから。
ただ、自分はあまり経験がないので、なかなか始めづらい(どれぐらい好きかもわかっていない)
90Unity クライアントエンジニアバックエンドエンジニアとして働いているときに、クライアント側も理解することでサーバ開発がより良くなると考えているから。
Unity でノベルゲーム開発が行いたく、その知識をつけたいから。
純粋にクライアントに興味があるから。
70フロントエンジニア新しい技術が生まれるのが早いから。
フロントエンドの知識も身につければ、フロントエンドからバックエンドまで両方開発できるから。

方針としてはこのままバックエンドエンジニアをやっていきたいと考えています。
設計やデータベース運用・負荷分散、そしてリアルタイム通信など、やるべいことが多くそれに伴い新しい技術も多いためです。

ただし、今所属しているプロジェクトにおいては新しい技術や要件が入ることが少なく、「運用」フェーズであるため新しい挑戦もしづらいです。
そのため、別の職種も挑戦して自分のできることを増やしたいと考えています。

GCP, Kubernetes, Terraform といったクラウドネイティブなインフラエンジニアにはとても興味があり、もっとこの分野の知識をつけていきたいなと考えています。
ただ、自分にはあまり経験がないのでその分野に転職するのも難しく、また「自分がこの分野がどのくらい好きなのか?」がわからず…
自宅サーバの運用においてもっとこの分野(低レイヤ)に詳しくなって、この分野がすき!と確信できたら挑戦したいなぁと考えています。

Unity クライアントエンジニアについては、バックエンドエンジニアとして仕事をするなかで Unity 側・クライアント側を理解すればもっとバックエンド開発がスムーズにできそうだなと思うことがとても多いためです。
アプリビルドの仕方だったり、通信の仕方だったり、UI・インゲームの作り方だったり…
またノベルゲームを自作したいため、クライアントエンジニアとして働く中でノウハウを学び、自分のゲームに活かしたい…という思いがあります。

バックエンドエンジニアをメインとしていきたいですが

  • 自分のできることを増やしたい
  • 他分野を学ぶことで、バックエンドエンジニアとしてもスキルがつく

と考えており、機会があれば挑戦したいなと思います。

(いいのかな… どうするのがいいのかわからない…)

キャリアプラン+人生プラン

時期年齢エンジニア人生
~ 2022/0324競技プログラミングを頑張る(アルゴリズム+データ構造)
2022/04 ~24バックエンドエンジニアとして働く
2022/0825結婚する
2023/09 ~26バックエンドエンジニアチームリードとして働く
2025/04 ~27クライアントエンジニアに転向する?(本当にそうすべきなのかがわからない)
2025のどこか28子どもが生まれる
2026/10 ~29バックエンドに戻る
Go を書きたい & チームリードを再度どこかで経験したい
2030?32子どもが小学生になるので秋田に帰る
リモートで働く
2032/0735マネージャーを経験してみる

自分のできることを増やすために、 2025 のどこかでクライアントエンジニアもしくはインフラエンジニア(SRE)に転向できたらなと考えています。
ただ、そうするのが本当によいのか?はわかっておらず… マネージャーさんと相談しようと思います。

子どもが生まれたら子育てをメインにしつつ頑張って並行して仕事もしていきたいですね…!

そして、子どもが小学生に入るときになったら秋田に帰りたいなぁ…と考えています。
都会は本当に人が多く生きるのに疲れます。
できるだけ静かな場所で静かに過ごしたいなぁ〜です。

ここまで書いて

マネージャーさんに続きを相談して、どうすべきか?を相談しようと思います。