はじめに
「ドイツ人の時間の使い方」という本を読みました。
この記事では
- ganyariya が思い返せるようのまとめ
- ganyariya が思ったこと
をまとめます。
詳細な内容については記載しません。
どうして読んだのか
- AI が急激に発達してきた
- バックエンドエンジニアを一時的に離れてクライアントエンジニアに転向した
- やりたいことが多い割にうまく時間を使えていない気がして常に不安になる
上記のことがらが同時に発生しており、エンジニアとしてどうスキルを身に着けていく、将来を過ごせばいいのだろうと悩んでいました。
そんな折に本屋で本書を見つけたため、こちらを読むことにしました。
ドイツ人の時間の使い方
幸せな時間を過ごす
ドイツは幸せな時間
を過ごすことを最優先にします。
個人・家庭・仕事、それぞれにおいて自分を最優先において、自分がもっとも楽しめるようにすることを目指します。
そのためには
- 自分のことを最優先に捉える
- 時間は有限であることを理解する
- 大事なことにのみ注力する
- 予定を埋めず、やりたいことができたらそれを楽しんでやる
ことが大切です。
本書を読んでいて、よくでてきた内容が 幸せな時間
という概念と 自分を最優先において他者を意識しない
, そして 大事なことにのみ注力する
ということでした。
ganyariya もそうなのですが、どうしても休みを最大限フル活用しようとする節があります。
溜まっている個人勉強をできるだけ進めたり、溜まっているゲームを進めたり…。
平日できなかったことをできるだけ土日に回収しようとしており、土日もなんだか疲れる、ということが多かったです。
一方で、本書によるとドイツの方々は自分のやりたいことだけに専念しそうでないことは手を抜く、そうすることで時間に余白を作り心を保つ、とのことでした。
平日においてもそうそうに仕事を切り上げて、帰ってからの自分の趣味を大切にします。
時間が有限である、ということを理解しているからこそ、自分の趣味と時間を大切にするため、大事なことと大事でないものをはっきりさせます。
このような考え方であれば、できなかったことを土日にまとめて頑張らなくてよくなります。
残業をやめて体を休めてきちんとリフレッシュすることで平日でもやりたいことを少しずつ進められます。
幸せに過ごす、それを楽しい人と。
ドイツの考え方はとてもよいなとおもいました。
1割の大事なことを見極める
自分にとって大事なことは 1 割しかありません。
そのため、大事なのかそうでないのかをきちんと見極めて、大事なことにのみ集中する。
大事でないものについては誰かに丁寧にお願いする、より適切な人にお願いする。
責任もって自分のやるべきことをやることでみんなで1つのゴールに進む。
そうすることでみんなが自分にとって大事なことに注力できます。
大事なことにのみ注力する、というのはエッセンシャル思考にも出てきており自分も大切にしている考え方です。
これをドイツの人はみんなやっているのか(そうでない方もいらっしゃるとはおもいますが)、と考えるとすごいですね…。
特に良いなと思ったのが、自分のしごとに責任を持つことで本当に大事なことを見極める、ということです。
自分の成長につながること、自分にとってやりたいこと、役割から考えて自分がやるべきこと。
これらに注力することが大事であり、そうでないものはどんどん他の人に委ねます。
ただし、相手がより成長できるように、より適した人にお願いできるように、相手が気持ちよく作業できるように依頼をします。
お互いがそれぞれ自分のしごとに責任を持っているからこそできることであり、とても良いなと思いました。
9 割の無駄を捨てる
本質は 1 割しかありません。
そのため、それ以外の 9 割は自分にとって無駄なものです。
これらを容赦なく捨てることが大切です。
- 曖昧なもの
- 自分に興味がないもの
を捨てて誰かに気持ちよくお願いします。
エッセンシャル思考と同様に、この世の中のうち自分にとってほとんどが無駄である、という考え方でありとても好きです。
不確実な遠い将来のことは考えてもしょうがないため、目先の確定していることに注力する。
ただし、目先のノルマのために考えるのではなく、最終的なゴールがちゃんと達成できればよい。
未来と今の捉え方がバランスよく、不確定な未来は捨てて重要な今を大事にし、かつ未来のゴールを見据える。
この考え方がとてもよいなと思いました。
楽しむことで集中する
1 割の本質については楽しみながらやることで集中しましょう。
やらないといけないことが辛かった場合は誰かと話しながら進めたり、少しの休憩やお菓子を取ったりすることで楽しみながら進めます。
ここ最近楽しんで仕事をする、ということを忘れていました。
楽しんでお仕事しようとおもいます!
全体を通じて思ったこと
エッセンシャル思考をおよそ 2 年前に読みましたが、そちらと同じような内容でした。
- 今を一番大切にする
- 本質の 1 割に集中する
- 無駄な 9 割を捨てる
- 時間をゆったり過ごす
- 楽しみながら仕事をして成長する
ドイツ人は国民的にエッセンシャル思考を大事にしているのだなと思いました。
クライアントエンジニアに一時的に転向するなど、ここ最近は自分のなかで環境の変化が多い1年でした。
また、ここから1年さらに自分を取り巻く環境が変わるはずです。
あらためて
- 今を一番大切にしつつ
- メリハリをつけて
- やりたいこと・大切なことにだけ集中する
をおこなおうとおもいます。
おわりに
どうやら自分は
- シンプル
- エッセンシャル
が好きなようです。大切にしていきたいです。